二日目は目覚ましよりも少し早く目が覚める。
カーテンの隙間から差し込む日差しが、この日の快晴を伝えてくれるようだ。
散歩がてら近所のスタバまで行き、スマホでニュースを読みながらコーヒーを体に流し込む。
そろそろかー。
昼に近づくにつれ、徐々に賑わい始める街を横目に、とある場所に向かっていた。
そう、その場所は「ベイサイドプレイス博多」。
博多港旅客ターミナルにあるショッピングセンターである。
実は期間限定でここにかき小屋が出店しているのだ。
昼時ということもありかなり混み合っていたが、席を確保。
さぁ、早速注文だ。
牡蠣1盛が1,100円というリーズナブルな値段。そして酒も欠かせない。
網に乗せた牡蠣を眺めながら、酒で体を暖めていく。
海沿いということで風が冷たいが、炭火の温もりがやけに心地いい。
牡蠣は思ったより小ぶりだったが、旬の時期だからか濃厚でクリーミー。
足を運んだ甲斐があった。
ホテルに戻りしばしゆっくりした後、今日も再び中洲に繰り出す。
国体道路から清流公園通りに入っていくと、いかがわしい風俗店が立ち並ぶ。
この日の目的は風俗・・・ではない。この先にある店だ。
歩くこと数分。これまで左右に数え切れない風俗店があったが、その一画は少し雰囲気が違う。
そう、そこにある店こそ本日の目的地「河太郎 中洲本店」だ。
なんとこの店、1961年に創業した、日本初のいけす料理店。
中でも活きイカが有名なのだ。
実は昨年来た際にも行きたかったのだが、昨年はイカが不漁で活きイカが食べられず・・・
つまり今回はリベンジマッチといっても過言ではないだろう。
店内はかなり広く、その中にあるいけすはかなりの存在感を放っている。
そう、ここで泳いでいるイカを食べることができるのだ。
もちろん注文するのは活きイカ。店員さんに希望の重さを伝えると、その重さに近いイカを釣り上げて調理してくれる。今回は400gという大きめのサイズを希望した。
ちなみに100g2,000円〜。なかなか良いお値段だ。

待つこと約15分。いよいよイカとご対面だ。
透けるようなボディはまるで芸術品。レモンをかけると足が元気よく動く。
少し抵抗はあるが、鮮度の良いうちに食べるのが礼儀かと思い早速口へ運ぶ。
うーん、めちゃくちゃ弾力があるぞ。そして甘い。これほど甘味のあるイカを食べたのは生まれて初めてだ。
日本酒に合わせて食べれば、それはもう極楽の領域。一年待った甲斐があるってもんだ。
ちなみにイカの足は天ぷらにしてくれる。
これまた身がしっかりしていて大変美味。
こうして新鮮なイカを丸ごと味わった。